アルキデスヒラタクワガタ雌・成虫画像

カブトムシとクワガタムシの違い

この記事は、私の数少ないカブクワ飼育において「カブトとクワガタでこんなに違うんだ!」と感じたことについて書いておりますので、種類によりあてはまらないことも多々あるかと思いますので、予めご了承の上お読みください。

ここがちがう! カブトムシ クワガタムシ
寿命 短命
カブトは最長の部類のヘラクレスなどで1年位である。日本のカブトは長くて3ケ月位。
長寿
総体的にクワガタの方が長生きで、成虫寿命がオオクワガタで2〜3年、アルキデスヒラタで2年位生きるようである。
大きい
カブトの方が大きくて白い。丸いのは同じ。
小さい
クワガタの方がかなり小さい。オレンジ色や緑色をしているものもあります。
産卵 全部マット産み
カブトはマットに産卵する。
材産みまたはマット産み
クワガタは材に産卵するものが多いように思います。マット産みする種でも産卵木があった方がよく産むみたいです。中には材には産まない種もいるのでこの場合はマットオンリーでOKです。
幼虫 カブトの幼虫はだいたい顔がこげ茶色で丸く平たい顔つきである。全体的にカブトの幼虫の方が丸いみをおびてかわいらしい感じがする。 クワガタの幼虫の顔はオレンジ色でやや先に尖った顔つきとなっている。体はカブト幼虫よりクワガタ幼虫の方が体内が透けており少し気持ち悪いかも?またアルキデスなどはお尻が縦に割れている。
幼虫の雄雌判別方法 お尻のお腹側にV字のくぼみがあるかどうかで判別。体の大きさでも3令中期以降位に違いが出てくる。 クワガタは頭の大きさで判定。また、お尻に近い背中側に卵巣が透けて見えればメス。もちろん体の大きさでも判定できるがカブトムシ同様、3令中期位にならないと違いが出て来ない。
幼虫食事 カブトはクワガタとは腸の作りが違うようで2次発酵したマットを食べて栄養を吸収する。水分もクワカダより多く必要とするようである。クワガタと比べると大食漢である。 クワガタは1次発酵マットが適しているようであるが、発酵マットより栄養価の高い菌糸をエサとした方が大きく早く育つ種が多いようである。エサの量・水分量ともクワガタの方が少なくて済むようで、クワガタの方が省エネタイプである。
成虫食事 大食漢
成虫はどちらも同じゼリーを与えるが食べる量が全然違う。全般的にカブトの方が大食漢で国産カブトでも16gゼリーが1〜2日で無くなる。
省エネタイプ
16gゼリーが国産ノコギリクワガタでは1週間弱持つ。クワガタの方が過酷な環境でも生きれる省エネタイプのようである。
成虫オスとメスの大きさの違い カブトももちろんオスの方が大きいがメスもある程度の大きさがある。 クワガタはオスとメスの大きさが全然違う。オスが大きい種類では、その違いは相当なもので、メスは同じ種かと思うほど小さい。
体型 クワガタはスリムで木の隙間などに隠れやすく出来ている。 カブトは全体的に大柄で重量級が多い。
足と爪 カブトは足が太く長く丈夫で爪も強力ある。 カワガタはアルキデスのような重量級でも体の大きさに似合わず足が貧弱である。全体的にカブトのような力強さは無いとおもう。