正式な名前は |
ダイナステス科 ヘラクレス・オキシデンタリス |
英文で書くと |
Dynastes hercules occidentalis |
通称 |
オキシ (胸角が比較的細いのでホソヘラクレスと呼ばれるそうです) |
生息地域 |
南米のパナマ、コロンビア、エクアドルに生息 |
特徴@ |
十数種におよぶヘラクレス亜種の中でもセプテントリオナリスと共に最も胸角が細い。 |
特徴A |
オキシの最も特徴的なのは胸角にはえている2本の角が胸角の付け根近くにはえていることである。
蛹でもこの2本の角がはえている位置で他の亜種とはすぐに判別できる。但し、セプテントリオナリスとは胸角が
細いことやこの2本の角のはえる位置もほぼ同じで非常に判別がつきにくい。本によるとオキシとセプテンは大変
よく似ており中間種も存在すると書いているものもある。但し、ヘラクレス・ヘラクレスやヘクレス・リッキーなどとは、
この2本の角の位置で容易に見分けられる。 |
特徴B |
体長はオスで70〜145mmとされておりヘラヘラやリッキーに比べると小型であまり大きくならない。
幼虫も100gを超えるとかなりの大型のようである。 |
特徴C |
他のヘラクレスに比べて飼いやすく多産であり、その為か流通価格も比較的安く手に入れやすいようです。 |
私の感想 |
他から得た情報にもありましたが、飼いやすく多産で累代しやすい種のようです。
初代の成虫は夏に入手し常温でリビングにて大プラケースで飼っていましたがマットとゼリーさえ与えておけば
簡単に飼育できオスが100mmと小さかったのでメスと一緒にケースに入れて飼っていたら勝手に交尾して
産卵までもっていけました。幼虫も温度管理とマット交換だけいれば、密閉度の高いケースに入れていたので、
ほとんど加水の必要もなくただ置いているだけでした。
1年強で思っていたよりずいぶん早く新成虫を手にして感激したものでした。
新成虫は120mm位でしたが、初めてヘラクレスオオカブトを飼育した私にとっては、
それなりに立派な大きさで幼虫を見たときも、蛹をみたときもその大きさに感激したものでした。
価格、成虫までの期間の短さ、飼いやすさ、累代のしやすさと、
どれをとっても本当に初心者向けのヘラクレスオオカブトと言えると思います。 |