
ヘラクレス・オキシデンタリス 飼育日記 ページ1
吉野の方に「かぶとの森」という国産カブトを多数放し飼いにしている所が在り、3歳になる息子が楽しみにしているようだったので、昨年に続き今年も行って来た。
放し飼いにしているのは国産かぶとだけだが、外国カブトやクワガタも生きたものが展示してあったり、大型のヘラクレスやギラファなどを運営している人が持っていて、一緒に写真など撮らせてくれたりした。そして何とあのヘラクレスがオス・メス、ペアで5千円という破格の値段で売っていたので、嫁さんに飼っていいか相談しているいる内に大きいのは他の人に買われてしまって、あわてて買ったのは、オスが100mmの小さいヘラクレスで、頭角に角が無くヘラクレスには間違い無いのだが、何の種類かわからない始末でした。このオスは最後まで上羽の色が黒のままで、ヘラクレスらしく茶色になる事はなかった。(湿度のせい?ケースから出した時も茶色くならなかったけど...)メスは測定していないが結構りっぱなメスで大きかった。涼しいところで飼わないとということでリビングに大プラケースで飼育。オスが小さかったのでメス殺しは無いだろうと思いずっと一緒のケースに入れて飼っていました。特にケンカもせず何回か交尾シーンを目撃しながら卵が採れるのを楽しみにしていたら、いとも簡単に採卵できて、最終40〜50個位採れたました。 (後で知りましたが聞くところによると多ければ百個位産卵する場合もあるそうで、特にオキシデンタリスはヘラクレス亜種のなかでも容易に産卵し比較的多産とのことで初心者向けだそうです) この頃は国産かぶとについで採卵の経験は2度目であり、1週間毎にわくわくしながら採卵しました。なんせケースを新聞紙の上に逆さに置いてマットをぶちまけて固まった底の部分から卵をつぶさないように傷つけないように、プラスチックのスプーンでそっとマットを崩していくと丸くて白いのが見つかるのが楽しかった。しかも高価なヘラクレスの卵が採れたという事で特に最初の採卵は感動と興奮がありました。 いろいろホームページ等で調べた結果、卵はプリンカップにマットを入れて管理することにしましたが、管理状態が悪かったのか20頭腑化しましたが、後の方で産卵した30個位は何ヶ月たっても孵化せず結局捨ててしまいました。 (今から思うと9月頃にリビングや玄関の下駄箱の下などに置いていたので温度が高過ぎたのが原因と思います。リビングも夜は一時エアコンを切ったりするのでその際は30度位にはなっていたと思います)
いくら高価なヘラクレスの幼虫といえども20頭も飼えないので人にあげました。
近所の人→8頭
知り合いの友達→5頭
嫁さんが行ってる美容院の人→3頭
16頭あげて、自分で飼う分は、4頭だけ残しました。 以降、残した4頭の飼育日記です。
4頭には、各々A・B・C・Dと名前を付け成長記録を付けて行きたいと思います。