国産かぶと虫 オス成虫画像

国産かぶと虫日記 ページ4

2006/06/13 小さい幼虫組 1号オス羽化(通算1頭目)蛹化後17日

[小さい幼虫組]会社から夜、帰宅して見ると最初(5/27)に蛹化した1号オスが羽化していた。蛹化後、17日で羽化した事になる。朝見た時に頭の部分がしわしわになっていたので、羽化も近いと思っていたがこんなにすぐとは思わなかった。おそらく午前中に羽化したらしく羽も茶色に色付いており、中型でいい形の成虫で非常に綺麗なのに少し感動した。蛹の殻を脱いだばかりで何も汚れが無く大変美しかった。同じボックスの2頭も頭がだいぶ黒くなって来ているので近い内に羽化しそうである。

2006/06/15 小さい幼虫組 2号オス羽化(通算2頭目)蛹化後14日

[小さい幼虫組]会社から帰宅して見ると6/1に蛹化した蛹2号オスが羽化していた。今朝見た時は頭部分が少しシワになっている程度だったので明日位の羽化かなと思っていたが、上羽の色がオレンジ色だったので、夕方に羽化したように思う。思ったより早かった。これから続々羽化しそうである。ビンで型取りした人口蛹室で綺麗に羽化してくれていたのでほっとした。小さめのやつだが、昨年のミニミニカブトに比べるとまあまあのサイズと思う

2006/06/16 小さい幼虫組 4号オス羽化(通算3頭目)蛹化発見後14日

会社から帰宅して見ると、4号オスが羽化していた。この3頭目は他の蛹のところまで歩いて来ており蛹が傷付けられないか心配だったので、2番目に羽化したかぶとと一緒に別のボツクスに入れた。最初に羽化したカブトは昨日別の入れ物に入れていたら仰向けにひっくりかえっていたので助けて、 羽化したての成虫でも容易に潜れるように土は柔らかいほうがいいとわかった。 柔らかい土の上に置いてあげると土の中に潜っていった。

2006/06/19 小さい幼虫組 6号メス羽化(通算4頭目)蛹化後16日
          大きい幼虫組 3号オス羽化(通算5頭目)蛹化発見後17日 蛹化不全

[小さい幼虫組]6号メス 初めてのメスが羽化。可愛くていいが、ひっくり返っていた。メスに限らず自分で蛹室を壊して、浅くなった穴でひっくり返っているのが多い。[大きい幼虫組]3号オス それと蛹化不全のオスが羽化したが予想通り前翅も後翅もくしゃくしゃで、まるで踏まれたような感じになっている。可哀相だがすぐに死んでしまうと思う。

2006/06/21 大きい幼虫組 7号メス羽化(通算6頭目)蛹化後17日
          大きい幼虫組 8号オス羽化(通算7頭目)蛹化後16日

大きい組のオスだったが以外と小さい蛹と成虫だった。 いよいよ最後の1頭の羽化を残すのみとなった。最後の1頭は最大級なので、どの位の成虫になるか期待感がある。

2006/06/22 小さい幼虫組 5号オス 羽化不全で仮死状態! (通算8頭目)

[小さい幼虫組]5号オス 昨日、羽化したオスだが、今朝になって最後の蛹を傷付けては困ると思い、メス共々移動させようとした所、何と死んでいるではないか!昨晩、羽化後に見た時に人口蛹室の穴に突き立っている感じで直立していたので何か変だなとは思ったが、羽化したばかりで体も固まっていないしと思い、朝まで放っておく事にしたのだが、人口蛹室から取り出して見ると羽化不全で死んでしまったようだった。前翅からお尻と後翅がはみだしており ところが夜見ると微かに動いており生きていることがわかった

2006/06/23 大きい幼虫組 9号オス羽化 (通算9頭目)

[大きい幼虫組9号オス] 最後の蛹9号オスが羽化した。朝7時頃見た時は後翅がまだ前翅の中にたたまれておらず、羽化してからそんなに経っていないようだった。羽化不全もなくよかった。
[小さい幼虫組1号オス] 6/13に羽化した1号オス(最初に蛹化し最初に羽化した、そして結局一番綺麗な完品カブトとなった)が羽化後10日で後食を開始
[小さい幼虫組5号オス 羽化不全で昨日の朝は死んだと思ったオスだが、夜見たら結構動くようになってこれで一安心という感じだった。
[大きい幼虫組3号オス] それと蛹化不全の3号オスだが、土の中から出て来てかなり動きまわっており、かなり元気のようだった。1本しか動かないであろうと思った足は6本ともほぼまともな形の足となっており歩くのにも問題ないようだ。蛹のとき、あれだけぐしゃぐしゃだったのに生命の不思議である。

2006/06/25 QBOX40からプラケースに移動

今日は羽化の早かった3頭だけプラケースに移して他はQBOX40のままだったが、大プラケースを買って来て、全てQBOXからプラケースに移してゼリーも入れてあげた。 大プラケース590円に完品のオス6頭を入れた大きいの3頭と小さいの2頭である。 中プラケースにはメス2頭を入れ、小プラケースには蛹化不全と羽化不全の2頭を入れた。 そしてもう1つの中プラケースはグラント用にセットだけした。グラントはメスが今日、羽化したのである程度日数が経って体が固まってからプラケースに移そうと思う。 これでQBOX40が3箱マット入りで空いたのでしばらくマットを買う必要が無いくらいだ。

2006/07/11 体長測定!

[小さい幼虫組]オス5頭組の成虫の大きさを測定してみた。 最初に蛹になった1号オス70mmミニミニ2代目の2号オス58mm。掘り出して蛹になっているのを発見した2頭のオスの内の1頭4号オス60mm。同じく底の方で蛹になっているのを発見した角先端が少し曲がった5号オス71mm。最後に蛹化し、最後に羽化した最大の[大きい幼虫組]9号オス76mm。最大で76mmは冬眠後、前蛹となるまでの成長期をうまくマット交換出来なかった割にはまずまずのサイズと 満足している。蛹化不全にならなければもう1頭も最大クラスだったので似たようなサイズだったと思う。 それにしても同じマットで同じ育て方だったのに58mmや60mmの小型が出来るのはなぜ?

2006/07/17 4号・5号が★に

[小さい幼虫組]2頭死んだ。1頭は小型の内の1頭4号オスだった。やはり5頭のオスを1つのケースで飼っているので無理があったのか 早過ぎる死であった。昨日は子供とお膳の上に大きな発砲スチロールを置いてその上でカブト虫を這わせて あそんだ時にはまだ元気だったのに。それともう1頭は羽化不全の5号オスだった。下羽がお尻から少し出たやつでこれが死んでいた。もう1頭の蛹化不全のほうはまだ元気である

2006/07/20 1号オスが★に

また1頭死んだ。一番最初に蛹化した[小さい幼虫組]1号オスである。朝見たらひっくり返って死んでいた。昨夜は元気に動いていたのに。1号オスは大きい組で形も一番綺麗だったので標本にすべく注射して展脚しようとしたが、もう体が固まっていて出来なかったので注射だけしておいて今度軟化してから展脚しようと思う。

2006/08/24 7号メスが★に

メスが死んだ。標本にしようとするが、中脚以降の足は動くが前脚が動かず展脚出来なかったので注射だけして置いとく事にした。符節も取れておらず完全体だ。やはりベランダという気温の高い所で飼うと早死にしてしまうようだ。一応オスと一緒に飼ったがマットを3cm程しか入れていなかったので、やはり産卵はしなかった。

後 記

本当はF3(3代目)を累代したかったが、家内の反対にあい断念。2代目の飼育でわかったことだが、オスを複数同時に飼うとケンカをするので短命になることがはっきりとわかった。特に今回のようにオスばかり5頭などは論外で毎日頻繁にケンカするので非常に短命になる。初代は確かな記憶ではないが10月下旬まで生きていたと思うので羽化が6月下旬としても4ケ月も生きていたことになる。今回は羽化不全の5号オスを除くと最も短命だったのが4号オスで1ケ月しか生きれなかったことを思うと個体差があるにしても、その差は歴然としている。みなさんも飼われるときは出来るだけ1ケースにオス1頭を心がけて下さい。それが無理なら1ケースに入れるオスの数は出来るだけ少なくしてあげて下さい。ちなみに蛹化不全の3号オスは最初こそ羽化不全の5号オスと同居させていましたが5号オスが早く★になり1頭で暮らしてしたのでかなり長生きし、10月までは生きていたと思います。

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