冬の温冷庫での飼育

オカヤドカリ飼育日記 ページ5

2007/12/21

今晩見たらケース内の温度計で15℃だった。一応、部屋は石油ストーブで暖房しており、ケース内には小さなヒーターを入れているが、やはり寒いようで、ここ2〜3日は天井に小型ヒーターがついたシェルターの中で、クロ、シマシマ、チビがうずくまっていた。昨日、好物のポップコーンをいれてあげたが食べた形跡も無い。今日はリンゴを入れておいた。

2007/12/30

シマシマがヒーター付きシェルターから出て来ていて、ここ2日同じ場所でじっとしているのでおかしいと思い見てみたら何と死亡していた。シロの時と違い貝殻に入ったままだが、足が貝殻の外にだらんとした感じで出ており、さわっても動かなくなっていた。貝殻は貴重だったが、可哀相なので貝殻に入ったまま葬ることにした。やはり寒さのせいなのか?ヒーター付きシェルターと部屋の暖房だけでは寒さに耐えられないのなら何か対策が必要である。

2008/01/01

シマシマが死亡してから、残ったクロ・チビ・ゲンキはヒーター付きシェルターの中でうずくまっている。試しに昨日、ヒーター付きシェルター内の温度を温度計をシェルター内に突っ込んで測ってみたら17℃であった。ただ夜中など部屋の暖房が切れたときはもっと下がると思われるので、そういう環境が長く続くのはオカヤドには酷なのではないかと思い、少し狭いが外国産かぶと虫の飼育用として購入した温冷庫の中に入れることにした。温冷庫のなかなら常時20℃〜25℃をキープしているので暖房無しで飼育可能な季節になるまで温冷庫飼育にする事にした。温冷庫に移してから2時間位して覗いてみたらクロとゲンキが活発に動いており、一気に元気を取り戻したようで移してあげてよかったと思った。

2008/01/03

暖かいところに移動してオカヤドは元気を取り戻した。狭いながらも楽しい我が家というところか? ポップコーンを多めに入れておいたがほとんど食べてしまっていた。今までこんなに大量にエサを食べたのは初めてである。もしかしたら寒くてほとんど食べていなかったのかもしれない。

2008/01/08

チビの貝殻が水入れの中に落ちていて、中がからっぽだった。チビを探すと砂の中に穴ぐらを作って潜んでいた。オカヤドが殻から出るのは弱っている時だと聞いたので、心配したが弱っているようでもない。貝殻が狭くなったのかもしれないので、持っている中で小さめの貝殻を3つ入れておいた。

2008/01/09

チビが心配でケースを見たが見あたらなかったので、水入れをどけると、その下にまた穴ぐらを作って潜んでいた。やはり弱っているようでもないので、これは脱皮かもしれない。

2008/01/11

チビが入れておいた新しい貝殻に入っていた。この殻から出たのはいったい何だったんだろう? 新しく入った貝殻はチビの為に数ヶ月前に海にいった時に息子と海岸でひろったものだった。これで一安心である。













































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