
アルキデス・ヒラタクワガタ 飼育日記 ページ11
2009/03/11 水曜
最初のメスが蛹化して、けっこう経つので蛹が茶色くなっているかなと思いフタを開けて覗いて見ると何と孵化しているではないか! 羽はまだ茶色いが羽化してから何日か経っているようである。ピクリとも動かないので死んでいるのかも? と思ったりして、足が曲がっているようにも見えるし...心配になってスプーンでそっとつついてみたら、動いた! ほっと安心したが、足が正常かどうかまではわからない。おそらく孵化後、数日しか経っていないと思われるので、そっとしておく事にした。それにしてもデカイ!親のメスに比べると2回り位デカイ。やはり菌糸ボトルで育てたからWildの親より栄養が良かったのか、もちろんオスほどではないが、なかなかの大きさである。蛹化を確認したのが2/16だったので約23日、3週間強で羽化したことになる。2号メスも蛹化確認後、2週間が経つので見てみたが、やはりカブトの蛹のように茶色くなっていなかった。
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2009/03/22 日曜
1号メスが菌糸ボトルの底にあった蛹室をこわしてしまい上から覗いても姿が見えなくなっていたので別の容器に移すことにした。孵化から約2週間経っているし、いつから後食するのかわからないので不安だったからである。菌糸ボトルから取り出す際にどこにいるのかわからなかったので菌糸を徐々に掘り出して行くと菌糸と喰った後の黒いマット部分の間にメスの上半身が見えたが何だか死んでいるように見える! 白っぽく乾燥したマットが付着して汚れておりピクリとも動かない。(後で乾燥したマットではなく粉ダニと判明)これはやばい!と思い何とか掘り出して手で持って見たが、やはりピクリとも動かない。心なしか足も曲がっているように見える。裏返して足を指で触ったりしていると少し足を動かした気がした。メスは親も死んだふりが得意だったので、とりあえず一番大きなプリンカップに移すことにした。以前、HPで仕入れた知識ではティシュを折りたたんで水分を含ませて上に新成虫を乗せておけばいいということだったので、テッシュを10枚位おりたたんだものに霧吹きをして、その上に乗せた。そして成虫に向かって上からシュッと霧吹きをした時にアゴが動いたのでこれは生きてるなとわかった。2階の自分の部屋に持って上がると急に動き出した。結構力強い動作で、今までは何だったのかという感じである。それから次にリビングに常温で置いているマット飼育のメス4頭を久しぶりに出して見た。昨年の11/9以来、約4ケ月半ぶりである。以前より少しは大きくなっていたが、やはり小さい。でもよく考えて見ると菌糸ボトルで育てたメスよりは大きいような気も? 菌糸飼育の方が大きくなるはずなのに。とりあえず4頭を順番に一旦マットをひっくり返してから、写真を撮って、蛹室を作れるように固くマットを詰めて詰めた分だけマットをたしてという作業を行った。これから暖かくなって来るので蛹化も近いのではと思う。
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