
アルキデス・ヒラタクワガタ 飼育日記 ページ8
2009/01/02
まだまだ白い部分の方が多かったのでかなり迷ったが、昨年8/24に1本目の菌糸ボトルに投入してから4ケ月と9日が経過しているので(飼育本では3ケ月で交換と書いてある)とりあえず1本だけ新しい菌糸ボトルに入れ替えることにした。(幼虫Aである)なんせ初めてやるので勝手がわからない。外からボトルの底に幼虫がいるのが見えていたが上から圧力を掛けてはいけないと思いボトルを横にして金属製の小さじで菌糸フレークを少しずつ削るようにしてかき出していったが固くてなかなか削り出せない。マットなら、ばっとひっくり返せば済むのにこれは大変やで、などとぶつぶつ言いながら慎重に掘り進めて行った。外に掘り出した菌糸フレークの量は想像以上に多く広げた新聞紙を3枚敷いたので何とかたりた位であった。4割位かき出したが手付かずの菌糸フレークばかりで「まだまだいけたな」などと思いながらすすめていくとやっとのことで外から見えていた黒い部分に到達した。もうすぐやと思っていると菌糸フレークが動いたので慎重に取り除いていくと幼虫の頭が見えた。どうも怒っているようで、その怒りっぷりが成虫オスのアゴを振り回して威嚇する様子に似ているような気がした。
幼虫に圧力がかからないように慎重に菌糸フレークを更に取り除くとぽっかりと蛹室のように結構大きな部屋を作っていた。まさか本当の蛹室?とも思ったが姿を現した幼虫はすごく大きいが真っ白で前蛹とは程遠い感じで期間的にもまだまだなので(一瞬どきっとしたが)当たり前だが蛹室ではないようである。ボトルを逆さにすると幼虫がころがりでて来たので早速、体重測定を...体重は32gでいかつい姿のわりには軽かったが国産カブトの大きめ幼虫と同等の体重である。(見た目はもっと大きいように見えるが...)まあ最初の交換なのでまだまだこれからだろう。新しい菌糸ボトルの方を準備していなかったので、あわててフタを取って幼虫に合わせて大きく、菌糸フレークをくり抜いて幼虫の入る場所を作り即投入したが、大きくくり抜いたつもりだったが、まだ少し小さくて幼虫が穴におさまりきれず頭を外にもたげてくるので、幼虫を傷つけないよう慎重に少し穴を大きくし幼虫を穴に寝かせたところでフタをした。少し穴が小さい感じのところを無理してフタをしたので心配になり10分位してからフタを開けてみると既に中に潜っていたので安心した。【画像をClickすると拡大します】