
アルキデス・ヒラタクワガタ 飼育日記 ページ5
2008/08/03 日曜
前回幼虫1頭の孵化を確認出来たプリンカップ大であるが、マットが縮んで固まって表面にカビが発生して霧吹きの水が内部に浸透しないようだったのと、ひょっとして他にも孵化していることを期待して、プリンカップ小に移すことにした。新聞紙にそっ〜とひっくり返すと、何と!いきなり底に3頭の幼虫が確認出来た。他にも居るかもしれないので息子にスプーンで探してもらったところ他にも2頭、結局5頭の幼虫が孵化していた。いずれも初令幼虫であるが、1頭は極めて小さく孵化してそんなに日が経っていないようであった。
元々1頭は数に入れていたので、追加4頭で合計9頭の幼虫をゲットしたことになる。
それにしてもほとんど孵化はしないだろうと思っていた7〜8個の卵であるが、逆にほとんど孵化した事になるのは驚きだった。最終的にはオス・メス判別をして、4頭を手元に残して5頭は欲しい人がいるのであげようと思う。それにしても菌糸を詰めたプリンカップ3頭は生きているのか死んでいるのか、1つは食痕が見られるが他の2つは全く見られず生死不明である。残りのマット組はマット内を這った跡があちこちに見られるので全て生きていると思うが、これは菌糸飼育の欠点だと思う。
2008/08/24
既に最初に割り出ししたとき(6/22)に得た幼虫は約2ケ月経過、その次(7/6)に得た幼虫は1ケ月半強が経過している。通常小さなプリンカップで飼うのは1ケ月位と聞いていたので、ちょっと遅過ぎたかと思いながら、ヒゴペットに行きG-potという1500cc菌床ボトルを3本買って来た。1本796円だった。夜に9頭とも状況を確認しようと思って、まず最初に1つ目の菌太郎プリンから幼虫を取り出して見たところ2令の頭がでかい幼虫が出て来たので写真を撮ろうとしたら何とデジカメの電池切れで撮影できないではないか!(>_<) 一応、背中部分に黄色い卵巣が透けて見えないかも確認したが無かったのでこれはオスと断定。早速買って来たG-pot 1500ccに投入した。しかし撮影できないので他の幼虫の確認は明日に延期にした。残り2つのG-potは25℃前後で保管するように書いてあったので、最も涼しいと思われる洗面所に一時保管することにした。
2008/08/25
今日はデジカメの電池も満タンに充電済み。夜に残りの8頭について確認作業を開始した。
まず残り2つの菌太郎プリン投入組を確認。1頭は昨晩につづき2令になっていたが、頭が小さい! 背中の卵巣は黄色いような違うような、はっきりわからなかったが、昨晩の幼虫と頭の大きさが全然違うので、これはメスと断定した。続いて菌太郎プリン組の最後の1頭はまだ初令のままだった。後マット組が6頭の内、5頭はまだ初令で前述の2頭と比べるとかなり小さい。後1頭は脱皮直後なのか頭も足も透き通っていた。最初マットから取り出して見たときは思わず「頭が無いやつがおる」と息子に言ってしまった。しかし頭が無くて生きてる訳無いかと思い直して脱皮直後ではないかと思いついた。
6/22に割り出しした際に幼虫だった3頭の内で1頭だけ生き残ったA(今後Aと呼ぶ)は2令であるが頭が非常に大きくこれは間違いなくオスだと思った。(このA幼虫で孵化から2ケ月強経っている事になる)